彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「龍星軍は、凛道蓮が好きにしていいってことでしたよね?初代龍星軍総長の真田瑞希さん?」

「・・・それが現役の答えか?」

「この子、野放しにしてたら、なにしでかすかわかりません。龍星軍で管理します。」

「ボス!!」

「おお!あ、ありがとうございます凛道殿!!つなぐをよろしくお願いします!!」



瑞希お兄ちゃんからの問いに答えれば、忍者親子が喜ぶ。



「おやおや、仲間にしてしまったね。」



その様子を見ていたおじいちゃん先生は笑顔でつぶやく。

一方の龍星軍メンバーは−−−−−



「ホント優しいな〜凛たんは?」

「もう~凛ちゃんてば甘すぎ!!」

「凛道、拾ったからには最後まで面倒を見ろよ。。」

「わははは!人間拾うのは凛助ぐれーだな!」

「うははは!さすが凛や!」




烈司さんは苦笑いし、モニカちゃんは頬をふくらませ、獅子島さんは皮肉り、百鬼はからかい、ヤマトはいつも通り笑う。

そんな様子を見届けてから、私は『新しい友達』に言った。

「軒猿・・・いや、関山つなぐ。お前のクレージーさは、龍星軍にはないものだ。」

「はい!」

「今後はハンターをやめ、普通に稼げ。忍術も・・・親父さん達を見習って、TPOで使うこと。」

「はい!」

「君のこと・・・放っておけないから。君は僕との戦闘で、たくさん嘘をついた。」

「・・・・すみませんでした。」

「違うよ。謝ってほしいんじゃないよ。それって、自分のためについた嘘でしょう?悪いとは、俺は思わない。」

「え?」

「世の中には、必要なウソがあるって、あるお方が言っていた。だからつなぐ、今度は誰かのために必要なウソをついてほしい。」

「必要なウソ?」

「誰かを守るための嘘なら、許されるんじゃないかな?」





利き腕の件、バラしたら、ゆ・る・さ・な・い・から、ね!?





良い話に見せかけて釘を刺す。

それに目を丸くした忍者だったが―――――――





「わかりました。」





ニヤリと笑うと、私から手を離して、その場に片膝ついて座りこむ。

頭を下げる。





「軒猿改め、関山つなぐ、凛道蓮さんと龍星軍のため、自分以外の大切な人を幸せにするためのウソ、喜んでつきます。」

「・・・ちょっと違うけど、もういいです。」





それで商談は成立したと思う。



〔★密約が確定した★〕