彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「凛道蓮殿!私はいろんな人間を見てきましたが、あなたはヤンキーらしくない!」

「よく言われますが、あなたも言いますか?」

「言います!あなたなら、つなぐの良いお手本となって、更生すると私は思えるんです!」

「いや、どちらかと言えば、僕、更生される側なんですけど・・・?」

「お願いします!親の口から言うのは、恥をさらすようですが・・・つなぐを真人間にするためにお力をお貸し下さい!どうか友達になってやって下さい!」

「君どれだけ親御さんに迷惑かけてるの、つなぐちゃん!?」

「呼び捨てでいいですよー♪俺は、そんなつもりないのにな〜?」



〔★親の心子知らず、だ★〕



「お願いしますよぉ〜あなたが俺のせいで負傷して、瑞希お兄ちゃんにご飯を『あーん♪』してもらったこと、円城寺大河に言いませんから。」

「今度は脅しですか!?」

「失礼な〜俺だって、後悔してるんですよ〜?凛道蓮さん利き腕を傷つけたこと?」

「え?」

(利き腕?)

「変なこと、言いますね?」




この子、私の本当の利き手が左だって知ってるはず。





「なぜ、今さら・・・・?」

(右利きだというの??)





「ちょっと〜凛ちゃんに『あーん』してあげたのは、みーちゃんだけじゃないわよ!モニカちゃんだってしたんだから!」

「うはは!凛、モニカはんにも食べさせてもろーとったなぁ〜?」

「え?ええ、まぁ・・・」

「あたしが1番優しく食べさせてあげたわよね〜♪れーちゃんキモイし、イオリンは怖いし、皇助は押し込むしで♪」

「バラさないで、モニカちゃん!」

「でも〜みーちゃんが1番多く食べさせてあげたのが、納得できなーい。ホント、凛ちゃん限定の世話焼きちゃんよね〜?」

「俺は凛の兄貴だ。面倒見て悪いかよ?」



(瑞希お兄ちゃん・・・!!)



モニカちゃんの言葉に、堂々と言い放つ私の好きな人。

それで思わず聞いてしまった。