彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「正しい選択をされましたね・・・。」

「恐れ入ります。本当に・・・・みな、真面目に忍者を隠して生きているというのに、こ奴だけがこうなりまして。」

「仕方ねぇじゃん、俺半陰陽なんだよ!?」

「それは理解してると言ってるだろう!?最近では学校サボってまで、ハンターという犯罪に手を染めおって~!!真田さん達からお聞きした時、お父さんがどんな気持ちだったかわかるか!?」

「好きで男に生まれた奴に言われたくない!」

「お前というやつは!!つなぐ、じい様がお前を大目に見ているのも、半陰陽のことがあるからだぞ!?それを私利私欲のために―――――」

「使って何が悪いんだよ!?俺が俺の人生を守るためにやったんだ!権利はあるはずだ!」

「けど、悪いことしたって自覚はあるよな?」

「瑞希お兄ちゃん。」



言ったのは、私の体を抱きしめている人。



「関山つなぐ、お前がどういう相手から金をもらってるかは知ってる。」

「・・・・そうでしょうね。最安値もご存じですかい?」

「298円だろう?いじめられっ子から依頼され、格安で引き受けたんだろう?」

「え!?瑞希お兄ちゃん、それもご存じでしたか?」

「凛もか・・・」

「はぁ、軒猿本人から聞きまして・・・」

「やっす!大阪のたたき売りやん!?」

「つなぐ~!お前というやつは~!!」

「それだけしかないって言うから、まけてやったんだよ!親の財布から、金をぬかせるカツアゲよりはマシだろう!?」

「けど、それが一時的なもんだってこともわかるよな?」



(一時的?)



「それで終わればいいが、ターゲットを変えて、別の奴がいじめられたら意味ないだろう?」

「そこまで俺は責任持てない。」

「だったら、手ぇだすな。特に金が絡んでる場合はな?」

「何であんたにそんなことを言われなきゃ―――――――!?」

「俺らも似たようなことしてたからだ。」

「あ!?そういえば、そうでしたね・・・・」



学生時代、いじめっ子などを怖い方法で処分した話。

それでふてくされていた、軒猿の表情が変わる。