「その・・・瑞希お兄ちゃん達には言ってませんが、関山つなぐという人間には、そうしなければいけない事情があったんです。お金を稼がなければいけない理由が・・・」
「おう、半陰陽の件か。」
「あれ!?なんで瑞希お兄ちゃんが知ってるの!?」
「凛が寝てる間に、軒猿と話したんだ。手術代を稼ぐために、ハントしたとはいえ・・・相手は選んでいたみたいだからな。」
「え?」
「集中治療室にいる連中をやったのは、こいつじゃない。せいぜいひどくて、精神崩壊させたぐれーだ。」
「それもひどくないですか!?」
「相手は家族ぐるみのいじめっ子一族だったんだけど?」
「じゃあ、ひどくないですね。」
(むしろOK♪)
〔★凛はいじめに厳しい★〕
「えらいですね♪軒猿さんは?」
「いや♪それほど・・・」
「それほどいいことはしておりません!!まったく!ご先祖様にも、謙信公にも、申し訳ない・・・!」
「ああ、やだやだ!これだから公務員は!」
「公務員?」
「あ、申し遅れました。私、市役所で課長をしております。最近は、マイナンバーの取り扱いで神経を使います。」
「忍者なのに!?」
〔★凛は個人情報が不安になった★〕
「い、意外ですね・・・・忍者なので、サイバーとか、ハッキングとか、隠密活動を・・」
「若いころはそれも考えましたが、日本のネット事情は遅れておりましてね。」
「そうなんですか?」
「雇用面とか、賃金とか、ブラック企業的な意味で。」
「そっち!?」
「特にネットポリスは最悪ですよ。不十分な設備の中で、万年人手不足の環境で働くのです。公務員の給料で納得できる仕事量じゃありません。お金がもらえるならばと思い・・・今の職を選びました。」
「そこまでひどいんですか!?」
〔★天国と地獄だ★〕


