彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「その・・・瑞希お兄ちゃん達には言ってませんが、関山つなぐという人間には、そうしなければいけない事情があったんです。お金を稼がなければいけない理由が・・・」

「おう、半陰陽の件か。」

「あれ!?なんで瑞希お兄ちゃんが知ってるの!?」

「凛が寝てる間に、軒猿と話したんだ。手術代を稼ぐために、ハントしたとはいえ・・・相手は選んでいたみたいだからな。」

「え?」

「集中治療室にいる連中をやったのは、こいつじゃない。せいぜいひどくて、精神崩壊させたぐれーだ。」

「それもひどくないですか!?」

「相手は家族ぐるみのいじめっ子一族だったんだけど?」

「じゃあ、ひどくないですね。」

(むしろOK♪)



〔★凛はいじめに厳しい★〕




「えらいですね♪軒猿さんは?」

「いや♪それほど・・・」

「それほどいいことはしておりません!!まったく!ご先祖様にも、謙信公にも、申し訳ない・・・!」

「ああ、やだやだ!これだから公務員は!」

「公務員?」

「あ、申し遅れました。私、市役所で課長をしております。最近は、マイナンバーの取り扱いで神経を使います。」

「忍者なのに!?」



〔★凛は個人情報が不安になった★〕



「い、意外ですね・・・・忍者なので、サイバーとか、ハッキングとか、隠密活動を・・」

「若いころはそれも考えましたが、日本のネット事情は遅れておりましてね。」

「そうなんですか?」

「雇用面とか、賃金とか、ブラック企業的な意味で。」

「そっち!?」

「特にネットポリスは最悪ですよ。不十分な設備の中で、万年人手不足の環境で働くのです。公務員の給料で納得できる仕事量じゃありません。お金がもらえるならばと思い・・・今の職を選びました。」

「そこまでひどいんですか!?」



〔★天国と地獄だ★〕