「烈司!伊織!」
「ウソは・・・言ってねぇな。科学では証明できない力を持つ者として言わせてもらってもだ。」
「同じく。科学では証明できる立場の者としても、嘘ではない。調べたところ、明治時代までは、確実にそうだった。」
「初耳だぞ、伊織!?」
「今、初めて言うからな。」
瑞希お兄ちゃんの言葉に、ポーカーフェイスで答えるメガネ。
「さすがに幡随院の頭脳でも、そこまで検索しきれなかったか・・・」
「だったらテメーが最初からしろっての!そうすりゃ、こんなややこしいことにはー!」
「後進の育成にならんぞ、ブラコン姫。」
「てめ!?正論と一緒に悪口も言うかぁ!?」
「落ち着いて、瑞希お兄ちゃん!獅子島さんもいじわるしないでください!」
「うはははは!わし、本物の忍者に会えるとは思ってへんかったわ〜!龍星軍に入ってよかったで!!」
「そういう喜び方、しないでください!!
〔★あまり聞かない『よかった』だ★〕
「わははははは!つーか、マジもんかよ!?うそじゃねぇの~!?」
「ウソではござらん。」
百鬼のからかいを受け、関山つなぐの父の表情が変わる。
「祖先は、上杉謙信公に仕えた山伏。」
「山伏?」
「表向きはね。」
答えたのは子供の方。
「その正体が忍者で、俺達のご先祖様なんだ。言い伝えでは、謙信公から、俺達の先祖が住んでいた場所だった『関山』を苗字として頂き、現在にいたるってことらしいよ。」
「へぇ~すごいですね。知らなかった。」
「代々、よそ様には言わないからね。ジブリのラピュタの飛行石みたいなものだよ。」
「飛行石って・・・・」
ジブリって・・・・
〔★話がシリアスからメルヘンになった★〕


