彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「烈司!伊織!」

「ウソは・・・言ってねぇな。科学では証明できない力を持つ者として言わせてもらってもだ。」

「同じく。科学では証明できる立場の者としても、嘘ではない。調べたところ、明治時代までは、確実にそうだった。」

「初耳だぞ、伊織!?」

「今、初めて言うからな。」





瑞希お兄ちゃんの言葉に、ポーカーフェイスで答えるメガネ。





「さすがに幡随院の頭脳でも、そこまで検索しきれなかったか・・・」

「だったらテメーが最初からしろっての!そうすりゃ、こんなややこしいことにはー!」

「後進の育成にならんぞ、ブラコン姫。」

「てめ!?正論と一緒に悪口も言うかぁ!?」

「落ち着いて、瑞希お兄ちゃん!獅子島さんもいじわるしないでください!」

「うはははは!わし、本物の忍者に会えるとは思ってへんかったわ〜!龍星軍に入ってよかったで!!」

「そういう喜び方、しないでください!!



〔★あまり聞かない『よかった』だ★〕



「わははははは!つーか、マジもんかよ!?うそじゃねぇの~!?」

「ウソではござらん。」





百鬼のからかいを受け、関山つなぐの父の表情が変わる。





「祖先は、上杉謙信公に仕えた山伏。」

「山伏?」

「表向きはね。」





答えたのは子供の方。





「その正体が忍者で、俺達のご先祖様なんだ。言い伝えでは、謙信公から、俺達の先祖が住んでいた場所だった『関山』を苗字として頂き、現在にいたるってことらしいよ。」

「へぇ~すごいですね。知らなかった。」

「代々、よそ様には言わないからね。ジブリのラピュタの飛行石みたいなものだよ。」

「飛行石って・・・・」

ジブリって・・・・





〔★話がシリアスからメルヘンになった★〕