「押すなよ!」
「みーちゃん、代わってよ!」
「あータバコ吸いて~」
「電気タバコでもくわえてろ。」
「わははははは!」
「ということで・・・・みんな座ったので、おかけ下さい。」
「かたじけのうございます・・・」
騒ぐ先輩達をよそに再度勧めれば、やっと2人用のソファーに腰かけてくれた親子。
その動きといい、物言いといい・・・
(まるで時代劇ね・・・)
私に会釈すると、軒猿ごと関山つなぐの首根っこを掴む。
「親父、いてぇよ!」
「静かにせい!!」
(あなたもですよ。)
・・・・・・とはいえず、並んで座る姿を見るしかない私。
「あの~・・・・念のため、おうかがいしますが、関山さん。」
「「はい。」」
「あ、両方関山さんでしたね。」
「どちらに御用でしたかな?」
「えっと、お父様の方に~。」
「ならば、鉄山とお呼びください。何なりとお答えします。」
「はあ・・・じゃあ、鉄山さん。その・・・・改めて聞くのもなんですが~」
気になっていたので、聞くだけ聞いてみた。
「お子さん・・・忍者なんですか?」
「はい。」
答えはあっさり返ってくる。
変わらぬ表情での即答だった。
〔★否定しなかった★〕
同時に、とんでもないことも教えてくれた。
「つなぐはもちろん、私をふくめ、一族郎党、すべて忍びでございます。」
「「「「「「「「え!?」」」」」」」」
(い、一族すべてって~!!?)
「全員忍者ですか!?」
「忍者です。」
ギョッとするみんなの中で、再度聞き返せば、きっぱりと言ってくれた。
これを聞いて、私を抱きしめていた人が口を開いた。


