彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「押すなよ!」

「みーちゃん、代わってよ!」

「あータバコ吸いて~」

「電気タバコでもくわえてろ。」

「わははははは!」

「ということで・・・・みんな座ったので、おかけ下さい。」

「かたじけのうございます・・・」



騒ぐ先輩達をよそに再度勧めれば、やっと2人用のソファーに腰かけてくれた親子。

その動きといい、物言いといい・・・



(まるで時代劇ね・・・)



私に会釈すると、軒猿ごと関山つなぐの首根っこを掴む。



「親父、いてぇよ!」

「静かにせい!!」


(あなたもですよ。)



・・・・・・とはいえず、並んで座る姿を見るしかない私。




「あの~・・・・念のため、おうかがいしますが、関山さん。」

「「はい。」」

「あ、両方関山さんでしたね。」

「どちらに御用でしたかな?」

「えっと、お父様の方に~。」

「ならば、鉄山とお呼びください。何なりとお答えします。」

「はあ・・・じゃあ、鉄山さん。その・・・・改めて聞くのもなんですが~」




気になっていたので、聞くだけ聞いてみた。





「お子さん・・・忍者なんですか?」

「はい。」






答えはあっさり返ってくる。

変わらぬ表情での即答だった。



〔★否定しなかった★〕




同時に、とんでもないことも教えてくれた。





「つなぐはもちろん、私をふくめ、一族郎党、すべて忍びでございます。」

「「「「「「「「え!?」」」」」」」」



(い、一族すべてって~!!?)



「全員忍者ですか!?」

「忍者です。」





ギョッとするみんなの中で、再度聞き返せば、きっぱりと言ってくれた。

これを聞いて、私を抱きしめていた人が口を開いた。