彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「ご安心下さい。わが子の不始末・・・事故死に見せて、見事散らせてみせます!」

「散らせなくていいですから!具体的にも言わないでください!」

「なんと・・・こんなバカ親父にも情けをかけて下さるとは、ありがたい・・・!ありがとうございます、凛道蓮殿。」

「いや、その・・・」

(お礼を言われてもなぁ~・・・・)





直立して立つ男に、何とも言えない空気になる。



「と、とりあえず・・・お座りになってください。」



場の空気を変えたくて、ベットの近くにあった椅子に腰かけるように勧める。

これに軒猿の親父は首を横にふる。



「いいえ、反省も込め、立っています。つなぐ!お前もだ!」

「え~!?」

「『え~!?』ではないっ!馬鹿者!誠意を見せんか!?」

「あの、本当に座ってください。その方が、僕も気が楽で・・・ねぇ、お兄ちゃん?」

「そうだな、座ってください。」



助けを求めて名を呼べば、あきれ顔の瑞希お兄ちゃんもうなずく。



「どうせ、短くすむ話じゃないんだ。楽にしてください。」

「みーちゃんの言う通りよねぇ~あたしも座ろうかしら~ねぇ凛ちゃん?モニカちゃん達には、お座りを勧めてくれないのぉ~?」

「あ、失礼しました。お座りください。」

「じゃあ、凛ちゃんの近く、取っぴー♪」

「俺も俺も。」

「伊織!そこは俺様の狙ってたスペースだぞ!」

「ふん、早い者勝ちだ。」

「えええ!?」



そう言うなり、私と瑞希お兄ちゃんが抱き合ってる私のベッドに、いっせいに腰かける初代龍星軍メンバー。



「うははははは~!大人気やなぁ~!」

「まるで椅子取りゲームだね。」



それにヤマトとシゲ先生は、2つあった1人用の椅子にそれぞれ腰かけた。



〔★グラサンとジイさんは、安全と見物を選んだ★〕