「ご安心下さい。わが子の不始末・・・事故死に見せて、見事散らせてみせます!」
「散らせなくていいですから!具体的にも言わないでください!」
「なんと・・・こんなバカ親父にも情けをかけて下さるとは、ありがたい・・・!ありがとうございます、凛道蓮殿。」
「いや、その・・・」
(お礼を言われてもなぁ~・・・・)
直立して立つ男に、何とも言えない空気になる。
「と、とりあえず・・・お座りになってください。」
場の空気を変えたくて、ベットの近くにあった椅子に腰かけるように勧める。
これに軒猿の親父は首を横にふる。
「いいえ、反省も込め、立っています。つなぐ!お前もだ!」
「え~!?」
「『え~!?』ではないっ!馬鹿者!誠意を見せんか!?」
「あの、本当に座ってください。その方が、僕も気が楽で・・・ねぇ、お兄ちゃん?」
「そうだな、座ってください。」
助けを求めて名を呼べば、あきれ顔の瑞希お兄ちゃんもうなずく。
「どうせ、短くすむ話じゃないんだ。楽にしてください。」
「みーちゃんの言う通りよねぇ~あたしも座ろうかしら~ねぇ凛ちゃん?モニカちゃん達には、お座りを勧めてくれないのぉ~?」
「あ、失礼しました。お座りください。」
「じゃあ、凛ちゃんの近く、取っぴー♪」
「俺も俺も。」
「伊織!そこは俺様の狙ってたスペースだぞ!」
「ふん、早い者勝ちだ。」
「えええ!?」
そう言うなり、私と瑞希お兄ちゃんが抱き合ってる私のベッドに、いっせいに腰かける初代龍星軍メンバー。
「うははははは~!大人気やなぁ~!」
「まるで椅子取りゲームだね。」
それにヤマトとシゲ先生は、2つあった1人用の椅子にそれぞれ腰かけた。
〔★グラサンとジイさんは、安全と見物を選んだ★〕


