彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「この度は馬鹿な子供が、本当にご迷惑をおかけしました。関山つなぐの父で、関山鉄山と申します。」

「ど、どうも・・・凛道蓮です・・・」




深々と頭を下げる父親に、私も同じように頭を下げて答える。

というか・・・・




(いつから、窓の外にいたんだろう・・・?)




まったく気配を感じなかったわけだけど~・・・・。





(あ!?菅原凛の話、聞かれてないわよね!?)





「あの!い、いつから窓の外にいたんですか!?」

「はい、うちの馬鹿に気づかれないように距離をつめながら、潜んでおりました。」

「体勢はいいです!か、会話で言うと、どのあたりから・・・・!?」





よせばいいのに聞いてしまう。

これに相手は即答した。





「真田瑞希さんが入室した時点からです。」

「よかったー!」





〔★凛的にはセーフだ★〕



「はあ?『よかった』って、凛!どういう意味だ?」

「はっ!?あ、いえ、その~~~」

「まさか、俺らに話せない話をしてたんじゃないだろうな~!?」

「ち、違います!えーと~」

「私が凹ませてしまったんだよ。」

「シゲ先生?」



そう言ったのは、ご高齢のお医者さん。



「蓮君が無茶をするから、ちょっと怒っただけだよ。これ以上は、個人情報だから私からは言わない。」

「マジですか、シゲ先生。」

「瑞希君、可愛い弟君が気になるのもいいが、人権は尊重しなければいけない。私の言いたいことはわかるね・・・?」

「う!?す、すいません!納得しました・・・」



(すごい!!)



瑞希お兄ちゃんの追及を、簡単に退けるおじいちゃん先生。



〔★頼もしいご老人だ★〕



「そういうわけだから、関山鉄山さんと言ったかな?あなたも、知ってしまった個人情報を人には言わない。わかるね?」

「・・・無論。」



ついでに、軒猿の親にも釘を刺してくれる。

それに軒猿の父親も同意してくれたが・・・




「もしお疑いとあらば、この首、はねて下さってかまいません。」

「人殺しをすすめないでください!」




過激な誓いもたててきた。



〔★実行すれば罪になる★〕