「この度は馬鹿な子供が、本当にご迷惑をおかけしました。関山つなぐの父で、関山鉄山と申します。」
「ど、どうも・・・凛道蓮です・・・」
深々と頭を下げる父親に、私も同じように頭を下げて答える。
というか・・・・
(いつから、窓の外にいたんだろう・・・?)
まったく気配を感じなかったわけだけど~・・・・。
(あ!?菅原凛の話、聞かれてないわよね!?)
「あの!い、いつから窓の外にいたんですか!?」
「はい、うちの馬鹿に気づかれないように距離をつめながら、潜んでおりました。」
「体勢はいいです!か、会話で言うと、どのあたりから・・・・!?」
よせばいいのに聞いてしまう。
これに相手は即答した。
「真田瑞希さんが入室した時点からです。」
「よかったー!」
〔★凛的にはセーフだ★〕
「はあ?『よかった』って、凛!どういう意味だ?」
「はっ!?あ、いえ、その~~~」
「まさか、俺らに話せない話をしてたんじゃないだろうな~!?」
「ち、違います!えーと~」
「私が凹ませてしまったんだよ。」
「シゲ先生?」
そう言ったのは、ご高齢のお医者さん。
「蓮君が無茶をするから、ちょっと怒っただけだよ。これ以上は、個人情報だから私からは言わない。」
「マジですか、シゲ先生。」
「瑞希君、可愛い弟君が気になるのもいいが、人権は尊重しなければいけない。私の言いたいことはわかるね・・・?」
「う!?す、すいません!納得しました・・・」
(すごい!!)
瑞希お兄ちゃんの追及を、簡単に退けるおじいちゃん先生。
〔★頼もしいご老人だ★〕
「そういうわけだから、関山鉄山さんと言ったかな?あなたも、知ってしまった個人情報を人には言わない。わかるね?」
「・・・無論。」
ついでに、軒猿の親にも釘を刺してくれる。
それに軒猿の父親も同意してくれたが・・・
「もしお疑いとあらば、この首、はねて下さってかまいません。」
「人殺しをすすめないでください!」
過激な誓いもたててきた。
〔★実行すれば罪になる★〕


