彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「だ、だって!瑞希お兄ちゃんのにおいがしましたよ!?」

「においって、お前は犬猫か!?」

「あん♪可愛い~モニカちゃんのにおいも覚えてくれてるのかしら~!?」

「凛たん、煙で幻覚視たんじゃないのか?鼻がイカレてたとか?」

「鼻に異常はないよ、烈司君。」

「シゲ先生がそうおっしゃるとなると・・・・瑞希と同じボディシャンプーを使ってる奴か。」

「ええ!?ちがいますよ!あれは絶対瑞希お兄ちゃんでした!」

「そ~言われてもな・・・俺らが凛を見つけた時、凛は入口に1人で倒れていたんだぞ?俺が助けたのはそこからだ。」

「あれ!?じゃあ、あのヘルメットの人は誰ですか!?」

「俺らが聞きてぇーよ!凛、声はどんな感じだった?」

「しゃ、しゃべらなかったので聞いてないです。」

「火事場でしゃべる馬鹿がいるか、馬鹿者。煙で即・アウトになるだろう。」

「どんな服装だった?」

「服?服・・・・あれ、えーと??」

「んーどうやら凛ちゃん、ヘルメットの方が印象に強く残ってるみたいね。」

「どんなヘルメットだった?」

「えーと・・・フルフェイスタイプのヘルメットで・・・」

「わはははは!それじゃあ、臭いで判断するしかねぇかなぁ~凛助~!?オメーの瑞希に会いたい妄想で、そいつが瑞希に見えただけじゃねぇーの~!?」

「そんな・・・・!?」

(絶対、瑞希お兄ちゃんだと思ったんだけど・・・・)



「つまり・・・瑞希お兄ちゃんに化けた人がいるということですか・・・?」

「あくまで、俺だっていう考えは削除しないんだなー凛?」

「だって!本当に瑞希お兄ちゃんみたいで~」

「凛ちゃん、その人、男の人だったの?」

「どういう質問だ、モニカ!?」

「あら~可能性はあるんじゃない?案外、はすみちゃんがハッスルしてくれたとかぁ~」

「あっちは正真正銘女だろう。それなら、タカ&トモのじゃねぇーの?あいつら、凛たんをお気に入り登録してるし。」

「それだった2人セットで来るはずだ。何人だった、凛道?」

「え・・・・たぶん、1人です・・・・」

「じゃあ、その線も消えたな・・・・」




瑞希お兄ちゃんの言葉を最後に、黙る初代龍星軍メンバー。