彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「凛・・・!」

「はい、瑞希お兄ちゃん・・・・」





優先順位はこっちが先。

私の好きな人は、私をつまんだまま、ニコニコしてる。

ヤマトとも、ちーちゃんとも違う笑い方。

すごくとろけそうなぐらい、可愛い顔なんだけど・・・





「怒ってますよね・・・?」

「リョウコちゃんには何を贈ったか、じっくり中で聞かせてもらおうか・・・・・・・!?」

(あ・・・・・これ終わった・・・・・・)



何が終わったのか。

恋が終わったとかじゃないですよ。

違います。

それから私がどうなったか、みなさんのご想像通りでしたとも。





「はあ!?高千穂にやったのは、一之瀬妹とのデート中に買ったピアスだったんかよ!?」

「りんどーお前、カンナを馬鹿にしてんのか!?」

「うちの妹を馬鹿にしてんすか、凛道さん!?」

「じゃあ、先にカンナにプレゼントしてたわけか・・・」

「けっ!一之瀬妹を助けて連れ出したその日に、ペアリングのネックレス贈るとか・・・」

「もう2人だけの秘密にしない!インスタとラインとツイッターで拡散する!みんなにバラす!ますみのお気に入りのネックレスは、りっ君からのプレゼントだってぇ~!!」

「リンリン、付き合う気がある系??ない系??鬼ヤバっしょー?」

「凛さん・・・・まさか、あの小林さんにまで手を出すとは・・・」

「凛っ!お前って奴は~!!お兄ちゃんは悲しいぞ!?三股かける気かぁ~~~~!!?」

「だから、違いますよ瑞希お兄ちゃん~~~!!」

「うはははは♪」



とにかく、誤解を解くのが大変だった。



〔★モテる漢はつらい★〕