「凛・・・!」
「はい、瑞希お兄ちゃん・・・・」
優先順位はこっちが先。
私の好きな人は、私をつまんだまま、ニコニコしてる。
ヤマトとも、ちーちゃんとも違う笑い方。
すごくとろけそうなぐらい、可愛い顔なんだけど・・・
「怒ってますよね・・・?」
「リョウコちゃんには何を贈ったか、じっくり中で聞かせてもらおうか・・・・・・・!?」
(あ・・・・・これ終わった・・・・・・)
何が終わったのか。
恋が終わったとかじゃないですよ。
違います。
それから私がどうなったか、みなさんのご想像通りでしたとも。
「はあ!?高千穂にやったのは、一之瀬妹とのデート中に買ったピアスだったんかよ!?」
「りんどーお前、カンナを馬鹿にしてんのか!?」
「うちの妹を馬鹿にしてんすか、凛道さん!?」
「じゃあ、先にカンナにプレゼントしてたわけか・・・」
「けっ!一之瀬妹を助けて連れ出したその日に、ペアリングのネックレス贈るとか・・・」
「もう2人だけの秘密にしない!インスタとラインとツイッターで拡散する!みんなにバラす!ますみのお気に入りのネックレスは、りっ君からのプレゼントだってぇ~!!」
「リンリン、付き合う気がある系??ない系??鬼ヤバっしょー?」
「凛さん・・・・まさか、あの小林さんにまで手を出すとは・・・」
「凛っ!お前って奴は~!!お兄ちゃんは悲しいぞ!?三股かける気かぁ~~~~!!?」
「だから、違いますよ瑞希お兄ちゃん~~~!!」
「うはははは♪」
とにかく、誤解を解くのが大変だった。
〔★モテる漢はつらい★〕


