彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「ますみも~みんなに聞かれるたびに自慢したかっけど~これは『ますみとりっ君の二人きりの秘密♪』だと思って・・・キレイな海辺で、りっ君がますみにささやいてくれた甘い言葉を思うと~きゃ♪恥ずかしくて言えな~い!!」

「「凛・・・!?」」

「な、なぜ声をそろえてにらみますか、お兄ちゃん、カンナさん!?」

「テメー振った相手にプレゼントとか、優柔不断もいい加減にしろよ、ボケ!!お守りする方の身にもなれよ!?」

「いや~ん、そんなに嫌なら、無理しなくていいわよ、高千穂さん?りっ君はますみが面倒見るから♪族をする時だって、お姉ちゃんの『弁才天』が『親衛隊』をすればいいだけだもん♪ねぇーお姉ちゃん♪」

「おう!任せときな、可愛い妹よ!!」

「はあ!?本気か13代目!?歴史ある硬派チームを、凛の奴隷になり下がるってのか!?」

「はん!すべては可愛いますみのためだ!アイマイ・愛妹・愛しの妹の望みをかなえるのが、この『弁才天』の務め!」

「このシスコン!!」

「おわかりかしら~高千穂さん?どうせ、事務的に渡されたんでしょう~今つけてるお似合いの、ピ・ア・ス?」

「単に、アフターケアされただけで調子に乗るな!こっちはなぁ~夕日がきれいなシーンで、受け渡しされてんだよ!」

「な、なんですって!?」

「おい、凛!事実か・・・!?」

「え!?あ、はい、事実です、瑞希お兄ちゃ・・・」





カンナさんの言葉で、つままれる力が強くなる。

そんな中で白熱する女子二人の会話。





「ゆ、夕日がなによ!ますみは、昼間の清んだ海辺だったもんね~!なにより二人きりよ、二人っきり!」

「けっ!おあいにく様!あたしも二人きりだよ!」

「「なに!?」」





それで今度は、ますみちゃんと悠斗君の声がそろう。