彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






〈あ、あの、凛君~〉

「励ましの電話ありがとう。」

〈わわわわ、私こそ!その~本当は、忍者のことを気をつけてほしくて電話したのに、えっと、それ以上の関係って言うのが~〉

「そこまで気にしてくれていたんですか?やっぱり涼子ちゃんは優しいな~」

〈そ、そんなこと~~~~!〉

「僕は大丈夫。同じ手は、もう二度と食わない。相手の情報も、身元もわかったからね?」

〈え!?そうだったの!?大丈夫なんですか・・・!?〉

「平気だよ。きっちり、やられた分のお返しをするから。」

〈・・・・ヤンキー世界のことはわからないけど・・・無茶だけはしないでね?〉

「・・・しないよ。僕の良心である涼子ちゃんがそう言うならね?」

〈きっとよ、凛君!どうか、気をつけてね・・・・!?〉

「ありがとう。問題が片付いたら、改めて食事をし直しをしましょう。今度は忍者が襲って来ないお店で。」

〈クス・・・凛君たら!楽しみに・・・・してるね・・・?〉

「ご期待にそえられるようにしますよ、涼子姫。」

〈もう、凛君てばそんなことばっかり言って・・・・本当に気をつけてね?〉

「わかりました。涼子ちゃんもね。防犯ブザーを忘れずに。」

〈ちゃんと持ってるし、明るい道を通るから平気よ。あ、そろそろ授業が始まるから、もうきるね?〉

「うん。いってらっしゃい、涼子ちゃん。」

〈うん、行ってきます、凛君・・・バイバイ。〉

「バイバイ。」





そこで電話は切れた。





(そうか~涼子ちゃん、行きたい学校があるんだ・・・)





私なんて、公務員になるためだけの・・・あるいは、安定した大企業に入るためだけの勉強しかしてない。





(夢なんてない。)





あるとすれば――――――





(瑞希お兄ちゃんのお嫁さん♪)





〔★国家試験に受かるより難しい★〕