〈あ、あの、凛君~〉
「励ましの電話ありがとう。」
〈わわわわ、私こそ!その~本当は、忍者のことを気をつけてほしくて電話したのに、えっと、それ以上の関係って言うのが~〉
「そこまで気にしてくれていたんですか?やっぱり涼子ちゃんは優しいな~」
〈そ、そんなこと~~~~!〉
「僕は大丈夫。同じ手は、もう二度と食わない。相手の情報も、身元もわかったからね?」
〈え!?そうだったの!?大丈夫なんですか・・・!?〉
「平気だよ。きっちり、やられた分のお返しをするから。」
〈・・・・ヤンキー世界のことはわからないけど・・・無茶だけはしないでね?〉
「・・・しないよ。僕の良心である涼子ちゃんがそう言うならね?」
〈きっとよ、凛君!どうか、気をつけてね・・・・!?〉
「ありがとう。問題が片付いたら、改めて食事をし直しをしましょう。今度は忍者が襲って来ないお店で。」
〈クス・・・凛君たら!楽しみに・・・・してるね・・・?〉
「ご期待にそえられるようにしますよ、涼子姫。」
〈もう、凛君てばそんなことばっかり言って・・・・本当に気をつけてね?〉
「わかりました。涼子ちゃんもね。防犯ブザーを忘れずに。」
〈ちゃんと持ってるし、明るい道を通るから平気よ。あ、そろそろ授業が始まるから、もうきるね?〉
「うん。いってらっしゃい、涼子ちゃん。」
〈うん、行ってきます、凛君・・・バイバイ。〉
「バイバイ。」
そこで電話は切れた。
(そうか~涼子ちゃん、行きたい学校があるんだ・・・)
私なんて、公務員になるためだけの・・・あるいは、安定した大企業に入るためだけの勉強しかしてない。
(夢なんてない。)
あるとすれば――――――
(瑞希お兄ちゃんのお嫁さん♪)
〔★国家試験に受かるより難しい★〕


