彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「本当にありがとう、涼子ちゃん。君は、僕の大切な心のオアシスですよ。」

〈た、大切なって!?り、凛君・・・・そういうの、軽々しく言わない方が良いよ・・・〉

「いいえ、大事なことだからこそ口にしなきゃダメです。」

〈高千穂さんにも、言ってるの・・・・?〉

「え?カンナさん?」

〈前回・・・・送ってもらった時、高千穂さんのピアスがキレイだったから・・・それいいねって言ったの。そしたら・・・〉

「そしたら?」

〈凛君にもらったからつけてるって・・・・・・・・〉

「あ、言われてみれば最近、僕があげたのをいつもつけてますね・・・」

〈他にも、あげてたりするの・・・・?〉

「え?えーと・・・なぐさめるために、ますみちゃんにネックレスあげましたけど。」

〈ますみちゃんって、一之瀬ますみさんのこと!?〉

「そうですが?」

〈高千穂さん、そのこと知ってるの?〉

「いいえ。言ってないので、知らないと思いますが・・・」

〈ダメだよ、凛君!どうして、誤解されちゃうようなことするの!?一之瀬さんが凛君をあきらめてないのは、東山高校でも有名な話なんだよ!?〉

「そんなに話題になってるんですか!?」

〈それなのに・・・私にまでヘアピンを・・・〉

「え?ネックレスの方がよかったですか??」

〈違います!〉

「じゃあ、ピアス?意外ですね・・・」

〈違うったら!!凛君は鈍すぎなんです!!高千穂さんと付き合ってるのに、他の子に軽々しくプレゼントをあげちゃいけません!〉

「はあ!?付き合ってませんけど!?」

〈え!?〉





お互いがお互いの言葉に驚く。





〈うそ、だって・・・・凛君は、高千穂さんの彼氏・・・・〉

「彼氏じゃないです!カンナさんは親友です!」

〈恋してるんじゃないの?好きな人がいるから、一之瀬さんの告白を断ったって噂が・・・〉

「それは本当ですが、カンナさんとは清い関係です!誤解ですよ!?」

〈お付き合い、してないんですか?〉

「してません!」

〈でも、好きな人がいるんですよね・・・?〉

「そ、それは~」

〈まさか・・・・一部の男子が言ってるように、一之瀬さんをさけるための嘘ですか・・・?〉

「嘘じゃない!!」





思わず叫んだ後で、しまったと思う。