彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「冗談だろう。」

「え?」

「つーか、ムダ。」

「ムダ!?無理じゃなくて??」

「だって、全員凛つながりで集まったんだろう?爆裂弾は止められても、凛大好きの可児と幡随院は俺の言葉なんか聞かねぇ。関西男子もイマイチ、行動読めねぇし。」

「そ、そういわれてみれば、そうですが・・・・」

「言ったろう、凛。今の龍星軍はお前のチームだ。仲間のもめごと1つ収められなくて、4代目総長が務まると思うか?」

「それは――・・・・」

「本気見せろ、俺の後継者。」

「お兄ちゃん・・・・!」





その言葉でスイッチが入る。




バンッ!!

「全員聞けっ!!」





近くの机を思いっきり叩いてから言う。





「あん!?」

「なんだよ!?」

「凛さん?」

「リンリン!?」





それでみんな、動きを止めてこちらを見る。

全員凶悪な顔になってたけど、私も負けてられない。





「いいか、オメーら!!よく聞け!!」





嫌いな相手を思い浮かべながら表情を変える。

怖い顔を作ってメンチをきる。




「お前らな~!!この凛道蓮の前で、勝手な喧嘩は――――――」





ピヨヨン、ピー!




やめろという前に、可愛い音楽が流れた。





「え!?」

「な、なんだ今の??」

「着メロだろう。」

「誰だ!?・・・カンナ?」

「あたしじゃねぇーよ!」

「俺も違う系。」





緊迫した空気を止めるメロディ。

おかげで修羅場は収まったけど・・・・






「・・・・誰だ?」






みんなに疑問を与えてしまった。

だから私は言った。






「ご、ごめん、僕です!円城寺君・・・・。」

「お前かよっ!!?」



〔★凛は自己申告した★〕



「どうやら、メールが来たみたいです。」

「り、凛の着メロだったかよ!?」

「な、なかなか個性的な・・・」

「リンリン可愛いー♪」

「まぁ・・・可愛い音だが・・・」

「頭としてどうだ・・・・」

「うははははは!なごんだ、なごんだ♪」

「どこがだよ!?」





事実(?)を述べるヤマトに、再びツッコミを入れてくる円城寺君。

とりあえず、みんなの顔から凶悪性はなくなったので、場の空気はよくなったのだと思う。



〔★単に呆れているだけだ★〕