「たくっ・・・!!隠密捜査に来て、可愛い弟のために、忍者と戦うことになるとは思わなかったぜ・・・!?」
「これはこれは・・・こちらこそ、初代龍星軍総長にお目にかかれるとは♪」
「瑞希お兄ちゃん!」
(私はお兄ちゃんのおかげで助かったけど!)
「どいてください、お兄ちゃん!!!あぶな―――――――」
「あぶねぇだろう!!」
バキッ!!
私のセリフと瑞希お兄ちゃんのセリフがかぶる。
その瞬間、瑞希お兄ちゃんは両手をひねらせる。
それで、ものすごい音が店内に響いた。
「うちの可愛い弟とパンピーのお嬢ちゃんに、なにしてくれてんだコラ!!?」
「えー・・・・?うっそ・・・・」
「おにいちゃあぁああああああああん!?」
瑞希お兄ちゃんが怒鳴り、忍者が驚き、私は絶叫する。
「凛に怪我させやがって!!覚悟は出来てんだろうなボケっ!!?」
カッシャ―ン!!
そう叫んで、彼が足元に叩きつけたのはおれた刀の刃先部分だった。
〔★瑞希は刀をへし折った★〕
「「えええええええええ!?素手で刃物を折った!?」」
あまりのことに、涼子ちゃんと2人で声を合わせて叫ぶ。
同様に、敵の方もポカーンとする。
「マ、マジ!?日本刀を素手で折っちゃう?しかも、根元からポッキリ・・・・」
「テメーらはマジじゃねぇのか!?」
そういうと、ファイティングポーズを取る初代龍星軍総長様。
「多勢に無勢で、凛を襲いやがってよぉ~やることが汚ねぇぞ、軒猿!?」
「あ、それは誤解♪俺は単独で動いてるから。」
「あんだと~!?」
「あなたの可愛い弟君にも言ったけど、俺の手柄を奪おうとしたのは別部隊♪俺と仲間とか、勘弁してよぉー♪」
「・・・どうやら、オメーとはいろいろ話さなきゃいけねぇみたいだな・・・!?」
「それじゃあ次回で♪こんな泡まみれじゃ、話し合いにならない♪」
そう言って笑うと、折れた刀を床に放り投げる忍者。
それで瑞希お兄ちゃんが叫んだ。


