彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「凛君!?」

「ち、力が!?右側だけ動かない・・・!?」

「秘伝の薬だ。しばらくは動かないぞ♪」

「みたいだな・・・・!?」




(なにこれ!?重りをつけてるとかじゃなくて、腕の感覚がない・・・!?)




右側だけ、だらんと垂れ下がり、力が全く入らない。





「さあ、ここで2択だ、凛道蓮。ここで――――――――・・・・・!」

「凛君、うしろ!!」

「くたばれコラ!」

「え!?」

「――――――ここでって、あらぁ~?」





涼子ちゃんの必死の叫びと、忍者の間抜けな声とは別の声がした。





「――――――――――誰だっ!!?」





振り向きざまに回し蹴りをする。





「ぐえ!?」





とっさで顔は見えなかったが、今回はみぞおちに入る。

蹴り飛ばした相手を見て思わず叫んだ。





「また忍者!?」

「おのれ、やりおったな!?」

「簡単には倒させてくれねぇーみたいですぜ。」

「承知の上だ!ひるむな!かかれー!」

「「「おおお!」」」

「へ?」





そんな掛け声に合わせ、周囲を見渡せば、忍者カフェのスタッフの服とは違う忍者服を着た忍者集団が私を取り囲んでいた。



〔★無数の忍者が現れた★〕



「「「「行くぞ――――――!!」」」」

「えー!?ちょっと!?」





そいつらは、高波のようにいっせいに襲いかかってくる。





「もらったぜ、凛道蓮!?」

「なにか知りませんが、あげません!!」



ゴス!

「ぐは!?」





角材を振り上げてきた忍者・・・・仮に、忍者1としよう。

そいつに、裏鉄拳を与える。





「この野郎!」

「大人しくしやがれ!」

「それは僕のセリフだ!!」



ドスバキメキ!!


「「うぎゃあー!?」」





左手で続けざまにパンチを連打する。

それで忍者2人目と3人目がやられる。





「な、なんだよあいつ!?」

「片腕だけでも強いじゃねぇか!?」

「お前らは片手でも弱いですね~!?」


ドカ!

「うえ!?」



メキ!

「げへ!?」




足技を中心に蹴り上げて、忍者4人目と5人目を倒す。





「この!」

「はあっ!」


ビシッ!

「ぴゃ!?」


バシッ!

「ごおぅ!」


ドカッ!

「あひゅん!」


ドドッ!

6、7、8、9・・・・・忍者10番まで倒す。





(まだいるの!?)



「何番までつければいいんですか!?」

「俺らに番号ふってんのかよ!?」

「刑務所に入れば、番号で呼ばれえるでしょう?」

「俺らつかまってねぇーよ!!」



〔★未来ではわからない★〕