「よかった~涼子ちゃんを考えながら選んだんです。黒髪に合うのは銀色じゃないかなぁ~と。」
「わ、私を考えながら・・・!?」
「涼子ちゃんって、やわらかい優しいお花のイメージなんですよね。」
「そ、それが、凛君の中の私ですか・・・?」
「うん!清楚な花ってイメージですねよ♪ねぇ~可愛いお花の妖精さん?」
「~~~~!!」
からかいながら言えば、また下を向いてしまった。
「どうしました?やっぱり顔が赤いから、調子が悪いんじゃ~・・・?」
「凛君のせいですっ!!」
「はい?」
「あ!?ちが、えーと~ごめんなさい!!」
「いや、急に謝られても。からかってごめんね。」
「って、やっぱりからかってましたね!?」
「ごめんごめん。でも、清楚で可愛いっていうのは嘘じゃないからね?」
「なっ!?」
そう言ったら、彼女が顔を上げる。
それでいよいよ心配になった。
「本当に大丈夫?耳まで真っ赤だよ??」
「~~~~~~大丈夫ですっ!凛君がかっこよすぎるんです!!」
「へ?」
カッコいい??
(なんで、今の質問でその返事になるの??)
「涼子ちゃん、それは――――――――」
「お待たせいたしました。」
理由を聞こうとしたら声をかけられた。
「ご注文の品の到着でござる。」
「あ、どうも・・・」
(ござるって・・・)
さっきの店員は普通だったけど・・・
「涼子ちゃん、忍者らしい語尾の人が来ましたね・・・」
「そ、そうですね・・・」
小声で話しかければ、いつもの涼子ちゃんに戻っていた。
まだ顔は赤いけど、キョトンとしていた。
この子は、こういう普通っぽさが可愛いいのよね~


