彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「よかった~涼子ちゃんを考えながら選んだんです。黒髪に合うのは銀色じゃないかなぁ~と。」

「わ、私を考えながら・・・!?」

「涼子ちゃんって、やわらかい優しいお花のイメージなんですよね。」

「そ、それが、凛君の中の私ですか・・・?」

「うん!清楚な花ってイメージですねよ♪ねぇ~可愛いお花の妖精さん?」

「~~~~!!」





からかいながら言えば、また下を向いてしまった。





「どうしました?やっぱり顔が赤いから、調子が悪いんじゃ~・・・?」

「凛君のせいですっ!!」

「はい?」

「あ!?ちが、えーと~ごめんなさい!!」

「いや、急に謝られても。からかってごめんね。」

「って、やっぱりからかってましたね!?」

「ごめんごめん。でも、清楚で可愛いっていうのは嘘じゃないからね?」

「なっ!?」





そう言ったら、彼女が顔を上げる。

それでいよいよ心配になった。





「本当に大丈夫?耳まで真っ赤だよ??」

「~~~~~~大丈夫ですっ!凛君がかっこよすぎるんです!!」


「へ?」

カッコいい??


(なんで、今の質問でその返事になるの??)





「涼子ちゃん、それは――――――――」

「お待たせいたしました。」





理由を聞こうとしたら声をかけられた。





「ご注文の品の到着でござる。」

「あ、どうも・・・」

(ござるって・・・)





さっきの店員は普通だったけど・・・





「涼子ちゃん、忍者らしい語尾の人が来ましたね・・・」

「そ、そうですね・・・」





小声で話しかければ、いつもの涼子ちゃんに戻っていた。

まだ顔は赤いけど、キョトンとしていた。

この子は、こういう普通っぽさが可愛いいのよね~