「ぼ、僕よりお兄ちゃんですよぉ~!」
「はあ?俺~?」
とっさに話しを切り替える。
同時にチャンスだと思う。
「ど、どんな人が良いんですか!?」
彼の好みさえわかれば、それに合わせてアプローチすればいいもん!
〔★凛はリサーチを仕掛けた★〕
期待込めて質問をする。
彼好みの女を目指そうと思ったけど―――――――――
「俺のタイプは―――・・・・・・」
「タイプは!!?」
「好きになった奴がタイプ。」
「即答!?」
世の中甘くなかった。
(全然参考にならないパターンじゃないっ!!?)
〔★なかなか手ごわかった★〕
ガックリしていたら、ツンツンと肩を叩かれる。
「こら。」
「はい?」
「俺は言ったぞ!今度は凛の番だ。」
「はいい!?またユーターンしますか!?」
「当然!話は終わってない。ほら、初代龍星軍の言うことは~?」
「ぜ、絶対・・・・!!」
絶対だし、いじわるだ・・・この人・・・・!!
「うう・・・!好きな人のことってを言えって言われても~~~」
(相手はあなたなのに・・・!!)
「別に、名前は出さなくていい。凛の好きな人って、どんな感じだ?どこに惚れてるんだよ?」
「そ・・・それは・・・・」
(どんな感じって・・・・)
ゴクッとつばを飲み込む。
ギュッと布団を握りしめ、瑞希お兄ちゃんを見る。
ニヤニヤしながら、返事を待つ彼に言った。
「一言じゃ言えません。」
「は?」
「だ、だって!好きな部分が多すぎて~一言じゃ語りつくせなくて~」
「多すぎる・・・」
「あの・・・瑞希お兄ちゃんさえよろしければ・・・・手短に申し上げます!7時間ほどかかりますがいいですか?」
「いいわけあるか。」
〔★日本人の平均睡眠時間と同じだ★〕


