彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「ぼ、僕よりお兄ちゃんですよぉ~!」

「はあ?俺~?」





とっさに話しを切り替える。

同時にチャンスだと思う。





「ど、どんな人が良いんですか!?」





彼の好みさえわかれば、それに合わせてアプローチすればいいもん!



〔★凛はリサーチを仕掛けた★〕



期待込めて質問をする。

彼好みの女を目指そうと思ったけど―――――――――






「俺のタイプは―――・・・・・・」

「タイプは!!?」

「好きになった奴がタイプ。」

「即答!?」





世の中甘くなかった。





(全然参考にならないパターンじゃないっ!!?)





〔★なかなか手ごわかった★〕





ガックリしていたら、ツンツンと肩を叩かれる。





「こら。」

「はい?」

「俺は言ったぞ!今度は凛の番だ。」

「はいい!?またユーターンしますか!?」

「当然!話は終わってない。ほら、初代龍星軍の言うことは~?」

「ぜ、絶対・・・・!!」



絶対だし、いじわるだ・・・この人・・・・!!




「うう・・・!好きな人のことってを言えって言われても~~~」


(相手はあなたなのに・・・!!)





「別に、名前は出さなくていい。凛の好きな人って、どんな感じだ?どこに惚れてるんだよ?」

「そ・・・それは・・・・」



(どんな感じって・・・・)





ゴクッとつばを飲み込む。

ギュッと布団を握りしめ、瑞希お兄ちゃんを見る。

ニヤニヤしながら、返事を待つ彼に言った。





「一言じゃ言えません。」

「は?」

「だ、だって!好きな部分が多すぎて~一言じゃ語りつくせなくて~」

「多すぎる・・・」

「あの・・・瑞希お兄ちゃんさえよろしければ・・・・手短に申し上げます!7時間ほどかかりますがいいですか?」

「いいわけあるか。」



〔★日本人の平均睡眠時間と同じだ★〕