彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






ショックを受ける私をよそに、うーんと言いながらのん気に瑞希お兄ちゃんは語る。





「モニカとは、あいつがフラれるたびに慰め役で、伊織とは布団が足りなくて、皇助とは酒飲んでたまたま一緒の布団に寝ちまったけど・・・・皇助だけとは、絶対に同じ布団で二度と寝ない。」

「・・・・・・・あえて聞きませんが、心中お察しします。」

「おう、ありがとう。絶対に一緒に寝るなよ・・・!?」



〔★凛は聞くのをキャンセルした★〕
〔★瑞希も話すのをキャンセルした★〕



「ホント、意外すぎます・・・・」





女子による連れションとか、お泊り会とかわかるけど、男の世界にもそういうのはありなの?

女子みたいに、女の子の間で格差をつけたり、いじめとか・・・・

いじめ・・・は、この際無視するとして・・・





「どうした、凛?」

「いえ・・・瑞希お兄ちゃんと同じ布団で寝れて嬉しいんですけど・・・・男子・・・というか、男同士で同じ布団で寝ること、抵抗はないですか・・?女の子同士ならまだしも・・・」

「はあ?そんなもん、性別は違っても、やってることは同じじゃねぇか?」

「同じ?」

「女子ばっか強調されっけど、男同士で連れションつーか、タバコ吸いに行ったし、つるんでだべったし~ムカつくけど、男子の中で男子をランキング?で、格付けるみてぇーなことをしてる奴が、けっこういたりするからな。」

「え!?男子も・・・ですか?」

「『も』って、凛も男だろう?」

「い、いえ!そうですそうです!」





油断して、性別を忘れかける。

布団に入るとつい、気がゆるむから・・・・



〔★苦労が多い設定だ★〕



「まぁ、凛の男のツレって言えば、ヤマトや長政、可児や大河達だからな~ちょっとタイプが違うから、そういう世界もあるってこと、わからねぇかもなぁ~」

「はあ・・・・」

「けど、凛ならぎりぎり、可児とまでなら一緒に眠れるんじゃねぇか!?」

「はあ!?寝ませんよ!?」





(瑞希お兄ちゃんと違った意味で緊張する!)





〔★凛はNGらしい★〕