彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






「なんだよー?俺を見ながら寝る気か?」

「い、いえ!・・・嫌ならやめますが・・・」

「やめなくていい。」





慌てて背を向けようとしたら、グイッと肩を抱かれる。





「あ・・・」





引き止められた。





「凛は、良い子だなぁ~」

「そ、そんなこと・・・」





恥ずかしくなり、彼の顔が見えなくなってしまう。





(同じベッドで寝てるなんて、まるで恋人同士みたい・・・)




「懐かしいな。」





そんな私の耳に、聞き捨てならぬ言葉が届く。





「陽翔も、俺と向き合って寝るのが好きだったな。」

「はあ!?」



陽翔ってまさか!?




「伊吹陽翔とも寝たんですか!?」

「あいつがしつこいからさ~」



(おのれぇ・・・!!)





ゲラゲラ笑う瑞希お兄ちゃんには悪いけど、先代に対して猛烈な嫉妬を覚える私。



〔★ジェラシーに火がついた★〕



「陽翔がさ、『先輩と後輩が同じ布団で寝て親密度を上げるのは常識っす!』って言うからなぁ~」

「そうなんですか!?」

「え?知らねぇー」

「軽いですね!?」

「だってよぉ~元々、俺と烈司が一緒に寝てるのを見て、言いだしたことなんだぜ?」

「烈司さんとも寝てたんですか!?」

「幼馴染だからなぁ~」


(おのれぇ・・・!!)




ゲラゲラ笑う瑞希お兄ちゃんには悪いけど、男前の占い師に対して、伊吹陽翔以上に猛烈な嫉妬を覚える私。



〔★続・ジェラシーに火がついた★〕



「いろいろ意外ですね・・・まさか、他の3人とも寝たことあるんですか・・・?」





気になり、確認を取ってみれば――――





「あるぞ。」

「あるんですか!?」



〔★結果は黒だった★〕