「なんだよー?俺を見ながら寝る気か?」
「い、いえ!・・・嫌ならやめますが・・・」
「やめなくていい。」
慌てて背を向けようとしたら、グイッと肩を抱かれる。
「あ・・・」
引き止められた。
「凛は、良い子だなぁ~」
「そ、そんなこと・・・」
恥ずかしくなり、彼の顔が見えなくなってしまう。
(同じベッドで寝てるなんて、まるで恋人同士みたい・・・)
「懐かしいな。」
そんな私の耳に、聞き捨てならぬ言葉が届く。
「陽翔も、俺と向き合って寝るのが好きだったな。」
「はあ!?」
陽翔ってまさか!?
「伊吹陽翔とも寝たんですか!?」
「あいつがしつこいからさ~」
(おのれぇ・・・!!)
ゲラゲラ笑う瑞希お兄ちゃんには悪いけど、先代に対して猛烈な嫉妬を覚える私。
〔★ジェラシーに火がついた★〕
「陽翔がさ、『先輩と後輩が同じ布団で寝て親密度を上げるのは常識っす!』って言うからなぁ~」
「そうなんですか!?」
「え?知らねぇー」
「軽いですね!?」
「だってよぉ~元々、俺と烈司が一緒に寝てるのを見て、言いだしたことなんだぜ?」
「烈司さんとも寝てたんですか!?」
「幼馴染だからなぁ~」
(おのれぇ・・・!!)
ゲラゲラ笑う瑞希お兄ちゃんには悪いけど、男前の占い師に対して、伊吹陽翔以上に猛烈な嫉妬を覚える私。
〔★続・ジェラシーに火がついた★〕
「いろいろ意外ですね・・・まさか、他の3人とも寝たことあるんですか・・・?」
気になり、確認を取ってみれば――――
「あるぞ。」
「あるんですか!?」
〔★結果は黒だった★〕


