彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)






男の子同士のスキンシップは、どこまで許されるのだろう?





「凛、電気消すぞ?」

「は、はい!」





その声に合わせ、暗くなる室内。

きしむベッド。

止まらない胸の鼓動。





「ふあぁ~ねみぃーな、凛?」

「そ、そうですね~・・・・・!」





聞いてください、みな様!



ラッキーなことに今夜私は、瑞希お兄ちゃんと寝ることになっりました!!



それというのも、瑞希お兄ちゃんの部屋のエアコンが壊れてしまい、私用の部屋で一緒に寝させてほしいと、こっそり言われたからなのです!!

それも・・・





「凛、奥にするか?手前にするか?」

「ど、ど、ど、どちらでも!」

「なんだ、特に決まってねぇの?じゃあ、俺、朝飯の当番だから手前な?凛は奥に寝ろ。」

「は、はい・・・!」

「いや~凛のベット、ダブルサイズにしておいてよかったぜ~」





(同じベットで寝るなんてぇぇぇぇ!!)



〔★ラブイベントの発生だ★〕





「ほら凛、もっと奥に詰めてくれ。俺、落ちちゃう。」

「ああ!?すみません!どーぞ、どーぞ!」

「いや、今後は逆に詰めすぎだろう?もっとこっち来い!」

「は、はぁい・・・♪」




暗闇の中、もぞもぞと、薄い布団の中で動く私達・・・・♪





「凛―なんか、緊張してる?」

「え!?な、なんでそれを!?」

「いや、呼吸が荒いから・・・・」

「そ、そこまで聞こえます!?」

「あ、心臓もドキドキしてるだろうー?」

「ええ!?触った!?触りましたか!?」

「ぷっ!はははは!ジョーダン!かまかけただけだよーん!」

「お兄ちゃん!!」

「少しは緊張ほぐれたか?」

「う・・・」





暗闇に慣れてきた目が、瑞希お兄ちゃんの姿を私に見せる。

横向きの姿勢で、真っ直ぐな優しい瞳が私を見ている。

だから私も、ゆっくりと横を向く。

瑞希お兄ちゃんと向き合う姿勢に変えた。