男の子同士のスキンシップは、どこまで許されるのだろう?
「凛、電気消すぞ?」
「は、はい!」
その声に合わせ、暗くなる室内。
きしむベッド。
止まらない胸の鼓動。
「ふあぁ~ねみぃーな、凛?」
「そ、そうですね~・・・・・!」
聞いてください、みな様!
ラッキーなことに今夜私は、瑞希お兄ちゃんと寝ることになっりました!!
それというのも、瑞希お兄ちゃんの部屋のエアコンが壊れてしまい、私用の部屋で一緒に寝させてほしいと、こっそり言われたからなのです!!
それも・・・
「凛、奥にするか?手前にするか?」
「ど、ど、ど、どちらでも!」
「なんだ、特に決まってねぇの?じゃあ、俺、朝飯の当番だから手前な?凛は奥に寝ろ。」
「は、はい・・・!」
「いや~凛のベット、ダブルサイズにしておいてよかったぜ~」
(同じベットで寝るなんてぇぇぇぇ!!)
〔★ラブイベントの発生だ★〕
「ほら凛、もっと奥に詰めてくれ。俺、落ちちゃう。」
「ああ!?すみません!どーぞ、どーぞ!」
「いや、今後は逆に詰めすぎだろう?もっとこっち来い!」
「は、はぁい・・・♪」
暗闇の中、もぞもぞと、薄い布団の中で動く私達・・・・♪
「凛―なんか、緊張してる?」
「え!?な、なんでそれを!?」
「いや、呼吸が荒いから・・・・」
「そ、そこまで聞こえます!?」
「あ、心臓もドキドキしてるだろうー?」
「ええ!?触った!?触りましたか!?」
「ぷっ!はははは!ジョーダン!かまかけただけだよーん!」
「お兄ちゃん!!」
「少しは緊張ほぐれたか?」
「う・・・」
暗闇に慣れてきた目が、瑞希お兄ちゃんの姿を私に見せる。
横向きの姿勢で、真っ直ぐな優しい瞳が私を見ている。
だから私も、ゆっくりと横を向く。
瑞希お兄ちゃんと向き合う姿勢に変えた。


