翔馬は口を開かない
代わりに開いたのは暖人
「月、それは俺が許さない。」
「……暖人」
「そんなこと言うよりも、月は蒼と翠を探してきてくれないか?」
「蒼と、翠……を?」
「ああ、俺はお前が行くのが一番いいと思ってる。
姫華のことは、大地にまかせたし詩乃が行ってくれた
だから、蒼と翠を月に任せてもいいか?
たぶん、この倉庫のどこかにいるとは思うからさ」
そうやって、明るく笑う暖人
私は首を縦に振る
そして、幹部室を急いで出た
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…