目の前の双子が二人合わせて口を開いた 「「じゃあさ!僕達から自己紹介するねぇー!」」 「僕がー、小濱 蒼コハマ ソウだよー!」 「そして、僕がー、小濱 翠コハマ ミドリだよ!」 「「僕達は、月華の幹部でーす」」 双子は同じアッシュグレーの髪を揺らしていた 容姿では全くもって区別出来ない ただ、一つだけ違うのはピアスの色が蒼は青色で翠が緑だということぐらいだ 「「よろしくねえ!」」 私はそれに会釈で返す 次に口を開いたのは赤髪の大男