月の瞳を持つ少女






「「えー、月ちゃんどこか行くの?」」






双子が私に詰め寄る







「うん」






「え!月!あたしもいきたい!!」









双子の次には詩乃までもが私の周りを取り囲む









「ごめん、」







私がそう言うと3人はしょんぼり顔でソファに戻る








「あーーー!もう!月にふられたーーー!

買い物行こうと思ってたのにぃ!仕方ないから翔ちゃんで我慢するー」








「あ?俺はあいつの2番手かよ」









「あたんまえやん」







「ガーーーん。、、」










うん。翔馬どんまい。











そんなみんなから視線を外し、私は幹部室を出た