月の瞳を持つ少女






幹部室に戻るとしばらくして立美がやってきた






「おう、立美」







「おはよ」







「「おはよぉー」」








立美はそれに軽く返事をしてソファに座る私の前に立つ










すると、ヒョイっと私を持ち上げていつの日と同じように私を股の間に座らせた










「あ!!!!立美!ずるい!!」







それに翠がくいつく







「うるせぇ、」







立美は私の腰に回す手の力を強める










「……立美、離して」






「やだ」







「離して」







「無理」






無理って……








子供のように拒否する立美に項垂れる