月の瞳を持つ少女







「お前、料理出来ねぇだろ」







「もう!翔ちゃんうるさい!



お腹すいたから食べよ食べよ!」






一人ひとつずつお盆を持って配膳をしている列に並ぶ









全員が座り終わったのをみて、みんなで『いただきます』と言って食事が始まった








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「おなかいっぱぁーい」






「おかわりしすぎちゃったね」







双子がお腹をさする









あれだけ大量に作った食事も育ち盛りの男の子が多い月華ではむしろ適量だった






「月!片付けは俺らでやるから休んでていいからな」







虹希が大量のお盆とお皿を持ってキッチンへ消えていく







私はその言葉に甘えて任せることにした