月の瞳を持つ少女







キッチンを出ると既に何人かは起きていた





その何人かで机を並べたりしている






月華の食事はみんなでとると決まっているらしく、朝食は平日が7:00で休日が8:00かららしい







「「あ!月ちゃん!」」








後ろからいつの間にか起きていた双子に呼びかけられる









振り向くと、そこには幹部のみんなが集まっていた









みな、起きたばかりなのかスエット姿の人が多い










その後から詩乃がボサボサの髪を揺らしながら私めがけて走ってきた











「もぉ!月、朝食当番なら昨日言ってよ!!起きたら誰もいないから月がいなくなったって大騒ぎしちゃったよ!

それに、私だって手伝ったのに」









ぷーっと顔を膨らませる








その言葉にみんなは笑う