月の瞳を持つ少女






その後私は1人で個室のシャワールームに行ってお風呂を済ませた











自室に戻るとそこには既に詩乃の姿があった









「あ、月。」








詩乃は勢いよく頭を下げる









「ごめん!!」









私は訳が分からずに首を横に倒した










そんな私の様子を知らない詩乃はなおも続ける





「月が見られたくないものなのに!!私ってば本当に自分勝手で、、





勝手に見てごめんなさい!」









…………この存在を忘れて隠さなかったのは私なのに、













「詩乃、謝らないで」







「でもッ!」








「、別に大丈夫だから」








私は詩乃を抱きしめる









すると、詩乃も抱き締め返してくれる