月の瞳を持つ少女








左腰のあたりに一対の翼








その翼に実るはずの美しい羽根は痛々しくも剥がれ落ち所々骨がむき出しになっている










こんな醜い翼では私は空を羽ばたくことなど一生出来ない









そう、私は"奴"に自由を奪われたのだ









翼は自由の象徴。でも、私の翼は翼であって翼でない……












こんな醜いものを、人に見られたくない……











そして、その翼に重ねるように書かれている"No.25"の文字























かつての私の名だ…………