「用意できたか?」


「あっ、パパ!」


「早かったのね」


「あぁ、調節してきただけだからな」


「そっか」


「パパー!」


「どうした?奏。あっ、おしゃれしてるな」


「可愛い?」


「あぁ、とっても似合ってる」


「うふふ」


「響は?」


「響はまだ用意してないの」


「じゃあ俺が面倒見ようか?」


「奏がやるの!!」


「そっか。奏はお姉ちゃんだもんな」


「うん!」


「響のこと、よろしくな」


「うん!」



そう言って、奏では響の元に走っていった