「先生!律は…………」


「今の状態ではなんとも………。最悪…………」


「っ!」



その続きは言われなくてもわかった



「律…………律…………」



私は必死に願った


プロになんかなれなくてもいい


なんでもいいから、律を助けて!


何度も願った


数時間後



「律さんのお知り合いの方ですね?」


「はい」


「少しお話があります」



嫌な予感しかしなかった


そうして私は別室に連れていかれた


そこには男の先生がいた