晴れ晴れした朝の日差しが、カーテンの隙間からわたしを照らす日曜日。
まぶしさに目が覚めて顔の近くにあったスマホを見ると、輝空くんからメールが届いていた。
【じゃあ、明日コンビニでなぁ~】
どうやら昨日、メールの途中でわたしが先に寝てしまったらしい。
寝ぼけながら、【昨日先に寝ちゃってごめん】と返事を打ち、送信ボタンを押した。
今日の夕方6時、輝空くんはわたしの町のコンビニに来るんだ。
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わたしがコンビニに着いたのは5時半頃。
少女漫画の主人公のように、時間より早く待ち合わせ場所に来て彼氏を待つ彼女を気取ってみたかった。
わたしのバカっぽい夢、輝空くんは笑うかな。
雑誌コーナーに立って、いつもよく見る高校生向けのファッション雑誌を手に取った。今日のわたしはめずらしくスカートなんかはいちゃって。普段はあまりしないマスカラやアイライン。でも、ファンデーションはなんだか嫌い。


