という訳で、必要ナッシーングっ!!




『や …やっぱり、さくらに頼む!』


「…はっ?!ちょっ、葉月ちゃん!」




葉月ちゃんの裏切り者ーーーっ!

どうしてもやりたいっ!、
って言って欲しかったよぉぉぉーーーっ!

(キャラ崩壊)




『だって …、数学の課題が倍って単位落とすに決まってんじゃん!』


「葉月ちゃん賢いからいいじゃんっ!」


『賢いわけないでしょっ!
私の数学の点数知ってて言ってるの?!』


「あたしより数学の点数いいじゃんっ!」




そうだよっ!
あたしの基準は50点以上で賢い人に入る!


あたしなんか1学期の期末テスト

……32点だったのに…




『そりゃ、そうだけど!…とにかくあたしは数学得意じゃないの!』


「クスッ…、何でもいいけど数学についての言い合いは終わった?

とにかく佐々木が雑用係ってのは決まったことだし今更喚いたって意味ないよ。」




喚いたって意味ないことぐらいわかってるけど、こんな人の雑用係だけは嫌。




「…ってことで、昼休憩に数学準備室に来てくれる? 学校案内してよ。」


「学校案内は雑用係じゃないです。クラス委員若しくは他の人を当たってください。

あたしは暇じゃないです。」