その甘い声は私だけに。



「ごめんな、うちの弟が」

「い、いえ」

「俺は男虎慎翔。琴子ちゃんの2個上の19歳です。これから琴子ちゃんの兄としてよろしくね。」

そう言ってその人はニコッと微笑んだ。
うわっやばい。
この人が私のお兄ちゃん!?
私にはもったいない!!
その人は余裕のある男の人って感じで3人の中でも1番身長が高い。
切れ長な目に吸い込まれそうになる。

「は、はい!よろしくお願いします。」

「俺のことはお兄ちゃんって呼んでくれればいいからね。」

「お、お、お兄ちゃん!?」

びっくりした私にクスっと笑って

「そう、嫌かな?」

「い、いえ!そんなことは…」

「ありがとう」

そう言って私のこれからお兄ちゃんになる人はニコッと笑った。
あー鼻血出そう。