その甘い声は私だけに。





「ねぇなにここ」

「真哉さんのお家よ」

「なにこのおっきい家!お城みたい!」


真哉さんの家に着いた私は夢を見てる感覚だった。
だってまさかこんなに大きい家が本当にあるなんて!!

ピンポーン

しばらくするとドアがガチャっと開いた。

「いらっしゃい、こっちゃんと琴子ちゃん」

そう言って眩しいくらいの笑顔を私達に向けてくれた真哉さん。
その途端、お母さんが真哉さんに抱きついた。

「真哉さん!!会いたかった!!」

「こっちゃん琴子ちゃんがいる前で大胆だね」

ほんとにもぉー!お母さん!
見てるこっちが恥ずかしいよ!
と思って真哉さんの顔を見ると真哉さんも嬉しそうでお母さんの頭をポンポンとしていた。

はぁ~お母さんが羨ましいよ。

「どうぞ入って」

そう言われてお母さんと私は真哉さんに案内された。