勇輝「晴輝、おかえり。遅かったな。夕飯つくっておいたから、食べな。」
晴輝「ただいま。兄貴、ありがとう。今日は何?」
勇輝「晴輝が好きなハンバーグとカレーライス。」
晴輝「マジで?うまそー。」
勇輝「当たり前じゃねーか。上手いに決まってるだろ?」と両手を腰にあて笑う。
晴輝「自分でいうかよ。だけど、兄貴の料理は最高だ。これなら、お店だせるぜ!」
勇輝「サンキュー。」
晴輝の兄の勇輝は、23歳。茶髪でピアスつけて、チャラいし見た目は怖そうだけど、本当は優しい。料理が得意。高校卒業後、居酒屋でつとめ、働きながら調理師の免許をとった。将来、自分のお店をオープンするのが夢だ。
晴輝は、高校入学して2ヶ月後、あることが原因で母を亡くした。一方、県外で働いている勇輝は、弟の晴輝を呼び出し一緒に暮らすことになった。晴輝は、母を亡くしてから、今の学校へ高校1年の2学期転校生としてやってきた。
学費は、晴輝がバイト代で払っており、他は勇輝が養ってる。
次の日の朝。
蒼太「なんで、俺まで?」
晴輝「蒼太、そんなこというなよ~。人数いたほうが楽しいじゃん!」
結衣の玄関前で、2人は騒ぐ。
ピンポーン
