遭遇戦だった。

 俺は小隊で建物を1つ1つに赤軍兵士がいないか調べていた。

調べる建物はほとんどが味方の空爆で破壊されていた。



 赤軍兵士がいきなり見えた。小隊の一人は赤軍兵士に撃った。赤軍兵士は銃声と共に建物の影に隠れた。

 隊長が隠れろと叫び俺は隠れた。

 赤軍兵士が物陰から撃ちながら大きな声を出した。仲間を呼んだ。赤軍兵士が数人見えた。

「馬鹿が」

 隊長が言った。隊長の手には手榴弾があった。その手榴弾を投げた。

 手榴弾は赤軍兵士の方に飛び爆発した。その爆発で赤軍兵士が吹き飛んだのを見えた。

残りの赤軍兵士が物陰に走り消えた。

 隊長の命令で俺ともう一人がゆっくり先行した。

 手榴弾が着弾した所まで来た。そこには3人の赤軍兵士が倒れていた。

 周りを見回した。俺は赤軍兵士が逃げた方向を見た。

 半壊したビルがあった。赤軍兵士達はその建物に逃げた。

 ほかの赤軍兵士の姿は見えなかった。

 同行した兵士が後方の味方に合図した。

 俺は赤軍兵士達が逃げた、方向に銃を向けて警戒していた。

 攻撃してくる気配はなかった。

 後方いた味方が来た。

 「火炎放射だな」
 
 隊長が言った。そして火炎放射機を背負った兵士が赤軍兵士達が立て篭もっている建物に放った。