「練習???」
「はい、すいません」
「って事は、役者さん?」
「はい、まだ卵ですけど」
照れくさそうに、頬を掻く
「そうだったんだ、ごめんね邪魔しちゃたね」
「あっ、いえ、こっちこそ何かすいません」
男は、深々と頭を下げる
「たまに、練習してるんです」
「そうなんだ、でも一回も見た事なかったよ」
「今までは、チョイ役だったんで」
「今度は、ちゃんとした役って事?」
「はい、台詞あります」
頬を赤く染めて困った様に笑う
「じゃあ、お祝いだね。おめでとう」
「あっ!ありがとうございます」
カンっ!!!
改めて、缶を合わせた
