恋は手紙と。

 「……大丈夫か?」



 「う、うん……」



 私の荒い息遣いに気づいてか、沢村くんが足を止める。


 階段を駆け降りて、気づけば一階まで来ていた。


 呼吸を整えながら、下駄箱まで歩く。


 名前を呼ぼうかと迷っていると、沢村くんの方が先に口を開いたようだった。



 「なあ、宮野……」