恋は手紙と。

 断られるかと思っていたけど、予想外の展開で驚く。


 梶木くんは楽しそうに笑っている。



 「いいの……?」



 「いいよ? 早くしないと、いっぱいになっちゃうよ」



 「わっ、梶木くん!」



 そのまま手首を引っ張って、梶木くんは駆け出す。