ちひはちょっとふてくされたほうな顔をしてた
納得いかない感じの顔


『それじゃ〜、仕事しよっかぁ〜』
『はい!』『はーい』


部活が始まって少し経った頃、千夏先輩が
『あ、のりちゃん!ちひろっち!
これをしまってきてもらえる?』


そう言ってさっきまで使っていた道具を渡してきた。