そこまで言ってともは黙った。
そんなの…、全然わかんないよ。


ねぇ、教えてよ。
ともはそれを誰のこと想いながら言ってるの?


そして長い沈黙の後、ともはやっと口を開いた。


『ラストヒント。』
うちはその後のともの言葉を聞いて、涙がこぼれた。


『そいつとは小3の頃からずっと隣にいた。
近くに居すぎて、隣にいることが当たり前
になってた。