偽物恋愛ーfake loveー

そう言ってうちは戻ろうとした。
すると、
『のりか。』


『ん?』
ともに呼ばれ、振り返ると


『これやる。』
そう言ってさっきまで持っていたジュースをくれた。


『え、これとものでしょ?』
『ん、でもお前頑張ってるからやるよ。
好きだろ、それ。』


もしかしてうちのために________
なんてあるわけないか。