偽物恋愛ーfake loveー

あとは…
『ともならもうそろ戻ってくると思うよ?』
とりくが教えてくれた。


そして待っていると、ジュースを片手に持ってともが教室に入ってきた。


『あ、とも!ちょっといい?』


声をかけるとともは頷いて、こっちへ来てくれた。


『衣装のサイズ測りたいの。』
『ん。』


そしてりく同様、うちは黙々と測った。
『よし、おっけ!とも、ありがと!』