偽物恋愛ーfake loveー

『のり、あのさ?』
『ん?』


ずっと静かに作業していたから少し驚きながらも返事をした。


『学祭さ、一緒にまわらね?』
『え?あ、うん!いーよ!』


突然の誘いにびっくりしたが、みゆうが先輩とまわるみたいだったからよかった。


『よっしゃ!』
そんなことを話してる間に


『よし、おわり!ありがと、りく!』
『あいよ!』