偽物恋愛ーfake loveー

『りく…?』
『んじゃ、行くか。花火始まるし。』


そう言ってりくはうちの手をひいて歩き出した。


『ちょ、りく!さっきのどゆことなの!?』
『ともはちひのこと、好きじゃないみたいだ
な。』


『そうじゃなくて!なんでキスのこと言った
の!?』
『さすがのともでもすぐに気持ち変わるとは
思わなかったからだよ。』