週の頭から、こんな気持ちになるようなことをしてしまって、サイアクだ……。
次の日の出勤は、身体が鉛のように重くて、心も身体もヒドイ状態だった。
あれから、決して短くはない時間電車に揺られてマンションにたどり着いて。
一人になった私は、余計に心が寂しくなった。
寂しくて暁さんの家にいったのに、さらに傷を広げてどうするの。
一人、部屋の真ん中でへたりこんだ。
スマホが気になる。
でも、確認するのが怖かった。
暁さんから、何か連絡が来ていても、来ていなくても、どちらにしても辛い。
会いになんか行かなければ良かった。
私、いつからこんな風にすぐに頼ろうとしちゃうようになったんだろう。
元カレと付き合っていた頃は、甘えたくても甘えられなかったのに――。
暁さんの呆れたような目が浮かぶ。
『不安だから結婚するのか? 自分を守るためにするものなのか……?』
まだヒリヒリと胸を痛め付ける。
分かっている。
暁さんの言いたいことは分かっているけれど、それでも、私には痛い言葉だった。
きっと、暁さんは、私と大人の関係を求めている。
適度な距離を保って、そして――。
でも、それは私も望んでいる関係なのだろうか。
急に現実に落とされたように、怖くなる。
暁さんと私――。
どうして女は、同じ場所にいられないんだろう。



