無色透明の初恋




「…へ?」


抜けたような返事が出てしまった。
だって予想外の返事だったから。

しかも前に会ったことあると言っている。
私にはもちろんそんな記憶はない。
小さい頃だから覚えてないっていう可能性もあるけど、こんな美青年にあった覚えなんて一度もない。


「嘘はよしてよ」
「本当のことだよ」

彼は困ったように笑った。
その後海音は覚えてないだろうけどと付け加えてた。