無色透明の初恋





「散歩って言ってもどこに行くのよ」

彼の言葉に従うように何故か服に着替えて歩いてる私。
なんでこうも言うことを聞いてしまうんだろう。

それに今日はいつもより暖かい。なのに彼は黒の長袖の服に下はジーンズ。暑くないのだろうか。

「たまには涼しい格好でもしたら?暑くないの?」
「俺はこの格好に慣れてるから」
「でもいつもその格好じゃない。服それしかないの?」