「何も役に立て無くってすみません…」 しょんぼりしている雫。 「そんな事ないよ」 雫の頭を撫でる。 「よし、大丈夫そうだ」 診察を終える。 「良かった」 ホッとしているのが分かる。 「本当に、ひなの事好きだな雫はw」 「別にそんな事ありませんよ」 頬を少し赤くなっているのが分かる。 「ふふ、それじゃ…ひな貰うね?」 腕に点滴をしながら雫に言う。 「え?」